英語の文章はなんとなく読めるのですが、話せないのがコンプレックスです。
口からパッと英語が出てくるようになるには、どんな勉強をしたら良いのでしょうか?
街中で急に外国人から話しかけられたとき、あなたはとっさに対応できますか?
英語が聞き取れなかったとき、「もう一度言ってください」「ゆっくり話してください」などを英語で言えますか?
せっかく英語が読めるなら、話せないのはもったいない!
そこで、この記事では、英語が「読める」&「話せる」ようになる方法を詳しく解説しています!
英語が「読める」けど「話せない」原因は?
英語が「読める」ことと「話せる」ことはイコールではありません。
いずれにせよ「読める」ことには変わりないのに、なぜ会話となると話せなくなるのでしょうか。
主な原因を4つにしぼって紹介していきます。
リスニング力が不足している
1つめは「英語を聞く練習が圧倒的に足りていない」ことです。
会話は「相手が何を話しているか」を聞き取り、「その内容を理解する」ことから始まります。
まずは耳を英語に慣れさせてリスニング力をつけ、単語力をつけて会話の内容が理解できるようにしましょう。
例えば「water」の発音をカタカナで「ウォーター」と書いてあったとします。
しかし、アメリカ英語では「ウォラー」「ウァーラー」のように発音されます。
英語が「読める」にこしたことはありませんが、「聞いたことがある」とさらにステップアップできますよ。
英文をゼロから組み立てられない
2つめは「すぐに英文を組み立てられる文法知識と瞬発力がない」ことです。
英単語をたくさん知っていても、文法知識がなければ英文は組み立てられません。
正しい英文を組み立てられたとしても、時間がかかっていては会話ができません。
文法知識と瞬発力を鍛え、かつ連携させるトレーニングが必要です。
なにごとも積み重ねが大切です!
コツコツと学習していきましょう。
アウトプットが不足している
3つめは「話す作業に慣れるためのアウトプットが不足している」ことです。
ここで言う「話す作業」には、以下の要素が含まれています。
相手の発言を聞き取る→内容を理解する→自分が話したいことまとめる→英文を組み立てる→発音に注意して発話する
日本語では難なくできる「話す作業」も、英語となるとものすごく疲れませんか?
慣れないうちは「この単語で良かったかな?」「発音は合っているかな?」と色々なことが気になり、緊張と集中でヘトヘト!
アウトプットを重ねることで「話す作業」に慣れ、英語での会話を楽しめるようになるでしょう。
日本語と英語では話す順番が違う
最後の4つめは「日本語の文章と同じ順番で英語の文章を考えてしまう」ことです。
日本語は「理由→結論」、英語は「結論→理由」と話す順番が異なります。
英語の文法は慣れ親しんだ日本語の文法とは全然違うことを理解し、その上で慣れることが必要です。
英語が「読める」かつ「話せる」ようになりたい!どう対処する?
原因がわかったところで、次は対処法に移りましょう。
手当たり次第にさまざまな方法を試すより、自分に適したものを選んだほうが効率的ですよね。
バランスをとってインプットする
まずは自分の実力を振り返り、補うことから始めましょう。
具体的な視点を4つ紹介します。
- 単語力が足りない
- 文法知識が足りない
- 受験英語しか知らない
- リスニング力が足りない
それぞれについて、対処法を解説していきますね。
単語力が足りない
単語を知らないと会話の内容が理解できません。
普段使いできるような単語を紹介している単語帳や参考書などで、語彙力をつけましょう。
洋書をたくさん読むことも、単語力をつける1つの方法です。
多読していると知らない単語に出会い、その度に学習できますよ。
こちらの記事では英検用の単語対策の問題集をご紹介しています。
語彙力をつけるにはもっていこいですので、ぜひ参考にしてくださいね。
文法知識が足りない
「S+V+O」「S+V+O+C」などの文型は、英語の基本的なルールです。
多少乱れていても通じますが、場や相手によって変えたり、自分の意見を正しく伝えたかったりするときはルールに従ったほうが良いでしょう。
正しい文法知識が身についていると、グッと成長できるはずです!
日常生活における会話では、難しい文法知識は要りません。
中学英語が総復習できるような教材を選んでみましょう。
受験英語しか知らない
受験英語は、どちらかと言うと「おかたい英語」です。
ビジネスの場や洋書を読む際は活躍しますが、普段の会話では使いにくいかもしれません。
そういうときは最近の海外ドラマや洋画などを見て、使いやすい活きた英語に触れることをおすすめします。
リスニング力が足りない
リスニング力をつけるには、正しい発音を知る必要があります。
また、「音と音のつながり」を知ることも重要です。
・「Can I 〜?」:キャン アイ→キャナイ
・「Thank you」:サンク ユー→サンキュー
単語と単語が組み合わさって文になったとき、上記のように発音が変化します。
自分の実力に合ったCD付きの教材を選んだら、シャドーイングやディクテーションで学習するのをおすすめします。
まずは単語を聞き取るところから、その次は短文を、またその次は少し長い文を……と徐々にステップアップしていきましょう。
瞬時に英文を組み立てられる練習をする
英文を組み立てる瞬発力を鍛えるには、ベレ出版の「瞬間英作文」がおすすめです。
中学英語レベルの文型が、瞬時に口から出てくるようになるメソッドが書かれています。
付属のCDを聞きながら学習し、英文のレパートリーを増やしていきましょう。
瞬間英作文や、瞬間英作文を使ったDMM英会話でのレッスンについて、こちらの記事でご紹介しています。
忙しくてオンライン英会話がムリな方は、スマホアプリで学ぶ方法もありますよ。
トーキングマラソンなら6秒レスポンスで話す瞬発力が身につきます。
詳しくは下記の記事でご紹介していますので、ご覧くださいね。
アウトプットの量を増やす
自分に足りない力を補ったら、最後は実践練習で鍛えていきましょう!
そのために最適なのがオンライン英会話です。
- 英会話初心者への指導に慣れている講師がたくさんいる
- パソコン・タブレット・スマホがあれば、いつでもどこでもレッスンを受けられる
- 幅広いコースがあり、教材は無料で使い放題
- 月額料金がリーズナブル
オンライン英会話でアウトプットし、アウトプットして得られた知識をインプットしていきましょう。
このインプットとアウトプットの繰り返しにより、英語力は向上していきます。
「どのオンライン英会話が自分に合っているかわからない!」という方は、ぜひ無料診断を受けてみてくださいね。
まとめ:インプットとアウトプットで「読める」&「話せる」ようになろう!
学校で習っていた英語は「聞く」「読む」「書く」が中心だったため、英語は「読める」けど「話せない」人が多くいます。
- 自分の実力を振り返り、足りない部分を自己学習で補う
- 瞬発力を鍛え、パッと話せる英文のレパートリーを増やす
- 日本語と英語の違いを理解する
- 「英語で話す作業」に慣れるため、オンライン英会話でアウトプットする
英語学習に近道はありません。
どんなに素晴らしい教材を持っていても、継続できなければ英語力をつけるのは難しいです。
私が今でも継続できているのはネイティブキャンプ!
家事や育児のスキマ時間でもレッスンを受けられるので、忙しい人も続けられますよ。
ネイティブキャンプの基本情報は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
英語を楽しみつつ、「読める」&「話せる」をかなえるために日々のトレーニングを頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
たなえりです