同僚の女性が海外赴任することになりました。
女性同士だからこそ贈れるプレゼントを渡したいな。
ほかの人とかぶらないためにも、女性同士ならではの贈り物に絞るのもひとつの手ですよね。
今回はプレゼントの対象を女性に絞り「私が送って相手に喜ばれたもの」と、自分が実際に海外で生活してみて「餞別でもらって助かったもの」をご紹介します。
海外赴任先で役立つプレゼントを贈って、気持ちよく送り出してあげましょう。
海外赴任の餞別で送るなら和風のもの?
私が海外赴任する友人へのプレゼントに迷っていたときにインターネットで調べていると、「海外赴任への餞別は和風のものがオススメ」という文字でした。
「海外の方で日本から帰国されるなら和風の品物がいいかもしれないけど、日本人に和風のものを贈って嬉しいかな?」
結論は「違う」でしたので、私は候補から外しました。
これから海外に住む人は、自分でお気に入りの和食器などを持っていきますよね。
実際、海外在住の日本人の友人もこのように言ってました。
日本製品はありがたいけど、和風にこだわるよりも便利なものの方がありがたいかな~
無理に和風にこだわる必要はありません。
大切なのは「自分が海外赴任になったら何が欲しいか」を想像することです。
海外赴任のお餞別の相場金額は、こちらの記事をご覧くださいね。
海外赴任の餞別品は女性ならではの消耗品を送るのがオススメ!
私が海外生活をしていて思う、女性だからこそ送れるプレゼントを4つご紹介します。
目元や足を温める癒しグッズ
パックや目元や足を温める商品は、海外ではなかなか売られていません。
慣れない海外生活で大きく環境が変わるので、疲れを癒すプレゼントは重宝します。
海外での慣れない仕事に疲れた時、ほっと一息つける癒しグッズは消耗品の中でもありがたさナンバーワンです!
なめらかなシルク100%でできた、こんなお洒落なアイマスクもあります。
洗って何度でも使えるのがいいですね!
使い捨てのアイマスクは「行きの機内」から役立ちますよ。
これは私も使っています。
タオル類
タオル類もプレゼントにおすすめです。
海外製のものは吸水性が悪いものが多いんです。
また、お風呂で体を洗うボディタオルは、そもそも売っていないこともあります。
餞別で贈るなら少しお値段が高くても、肌に優しいものをプレゼントすると喜ばれますよ。
こちらは水分を11%キープする保湿性に優れた特殊繊維のタオル。
ボディタオルとしてだけでなく、化粧落としや蒸しタオル、赤ちゃんの沐浴にも使えます。
顔を軽くなでるだけで毛穴の汚れがきれいサッパリ!
化粧品
餞別品でプレゼントする場合は、贈る相手が使っている化粧品のストック量やブランドを聞いて、ワンランク上の化粧水や乳液をあげると喜ばれます。
実は、化粧品はアルコール濃度が高いと航空便で送れないことがあります。
さらに水分量が多くて機内に持ち込めないので、スーツケースに入れて持っていかなければなりません。
そのため渡航直前に慌てて購入する方や、一時帰国した際にストックを大量購入しスーツケースに詰め込んで持って行く方もいます。
私は化粧品を船便で送りました。
プレゼントするなら、早めがおすすめです。
生理用品
気の知れた友人なら、生理用品をプレゼントしてはどうでしょう?
実は、日本の生理用品はとても優秀。
昼用、夜用、多い日用、超薄型など、サイズや入数が豊富なのが当たり前です。
しかし、海外の生理用品は日本ほどのラインナップはありませんし、肌触りもいまいち。
人によっては肌がかぶれてしまうこともあります。
贈る場合は、薄型のものにすると「気が利く!」と思われますよ。
アメリカ製はULUTRA THIN(超薄)でも、日本人の私からすると「これで超薄?」という感じです。
こちらは挟むタイプのナプキン。
飛行機など長い移動で頻繁にトイレに行けないときに役立ちます。
そのままトイレに流せるのもうれしいですね。
また、吸水ショーツはナプキンを使う量を減らせてエコですし、経済的でもあります。
挟むタイプのナプキンと併用すれば安心感が増します。
こちらはパッケージがとてもおしゃれ。
せっかくもらったのに海外赴任先で使えなかった悲しい餞別はコレ
実は夫の海外赴任が決まった時に、後輩が携帯バッテリーをプレゼントしてくれました。
大喜びしていたのですが、私の持っていたパソコンとケーブルが合わず、海外で使えないという悲しい結果になってしまいました。
案外こういったトラブルは多いんです。
「炊飯器を送った」という話もインターネット上で見かけますが、実は炊飯器などたくさんの電気を使うものは電圧変換器が別で必要になるケースもあり、あまりおすすめできません。
贈る場合は、相手の持ち物を確認してから贈るようにしましょう。
また、もらって困ってしまったものがお菓子!
出発3週間前に家に大量のクッキーやフィナンシェの山があって、捨てるわけにもいかず家族で食べました。
お菓子大好きな私は嬉しかったのですが、出発前に太る結果に……(涙)
食べ物は制約が多く、赴任先によっては持ち込めないし、国際便で送れない食べ物もあります。
食べ物は控えるか、入国審査で引っかからない食べ物を調べてから贈りましょう。
私の後輩はゆずごしょうと七味唐辛子をもらって入国審査で引っかからずに持ち込めて喜んでいましたが、数ヶ月後に日本の家族がカップラーメンを送ろうとしたところ国際郵便で引っかかって送れなかったそうです。
後輩は「持ち込みじゃないと持っていけないものと、国際便で送れるものを確認しておけばよかった!カップラーメン食べたかったよ〜」と言っていました。
渡航先別の送付できないものは、郵便局のホームページから調べられます。
海外赴任の別れ際に渡す餞別品は新たな挑戦をする女性へのエール
海外赴任は、人生のターニングポイントのひとつとなります。
新たな挑戦をする女性に喜ばれる「海外赴任の時のお餞別」を解説してきました。
では、振り返ってみましょう。
- 海外赴任の餞別で送るなら和風のもの?
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- 和風の食器などは、相手の好みや赴任期間によっては必要ないので、実用性があって喜ばれるものがベター。
- 大切なのは「自分が海外赴任になったら何が欲しいか」を考えること。
- 海外赴任の餞別品は女性ならではの消耗品を送るのもオススメ!
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- 目元や足を温める癒しグッズ
- タオル類
- 化粧品のストック
- 生理用品
- せっかくもらったのに海外赴任先で使えなかった悲しい餞別はコレ
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- 携帯バッテリーなどの電化製品
- お菓子などの食べ物
行先の国によって、持ち込みでないと持ち込めないもの、国際便で送れるものが違います。必ず確認しましょう。
心を砕いた餞別品は、海外赴任へ向かう同僚や友人へのエールになります。
海外赴任が決まると慌ただしいので、渡航する本人も知らなかった意外な「これがない!」を減らす手助けができるかもしれませんよ。
もしプレゼントがうまく見つけられない場合は、「現金」という方法も検討してみてください。
素敵なプレゼントに気持ちを込めて、海外で新たな挑戦をする方の背中を押してあげましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
たなえりです