あなたには「あの人みたいになりたい」と感じるロールモデルはいますか?
ロールモデルとは、自分の目標やお手本となる人のことで、有名人やインフルエンサーを例に挙げる人も多いでしょう。
たとえば、英語など語学を勉強中に、英語がネイティブのように堪能な芸能人を見ると、男性女性を問わずかっこよく思えませんか?
私も生粋の日本人なので、英語を話せる芸能人の方を見ると「すごいな〜!」と思ってしまいます。
そしてこの「かっこいい」「すごい!尊敬する!」「こんな人になりたい」と思える気持ちは、自己成長につながると言われています。
そこで本記事では「ロールモデルを見つけるとどんな効果があるか」「ロールモデルの見つけ方」をご紹介♪
さらに、英語学習中の人にぴったりな、ネイティブのように英語を話す有名人の例を男性・女性別に10名載せています!
自分だけのロールモデルを見つけて、あなたの学習モチベーションもアップしちゃいましょう!
ロールモデルを作ると得られる効果とは?見つけ方も紹介
ロールモデルとは、ほかの人から見てお手本となるような高いスキルや価値観などを持っている人をいいます。
そして、ロールモデルが見つかると、その人に近づきたい気持ちから成長意欲がアップすると言われているんです。
例として、ダイエットについて考えてみましょう。
「なんとなく痩せたいな~」と思って始めるのではなく「このモデルさんみたいになりたい!」と明確な理想像を持ってから始めるほうが多いと感じませんか?
そして、実際にダイエット方法やトレーニングを実践する際には、あこがれの人がやっているダイエット法を取り入れる方もいるでしょう。
有名人の女性をロールモデルとするなら、雑誌のインタビューを読んだり、SNSをチェックしたりして、食生活や運動習慣をマネすることもありますよね。
ロールモデルを見つけて、理想と自分との間にあるギャップに気づけるからこそ、すぐにダイエットに取り組めるんです。
そもそも私たち人間は、自分の目標をすでに達成している周囲の人をマネすることで、新しいスキルを学んでいます。
これは、心理学の世界で「モデリング」と呼ばれており、赤ちゃんの頃から誰もがおこなっているものです。
モデリングはカナダの心理学者バンデューラが提唱した理論で、「他者の行動を観察・模倣することで、人は学習するものである」と自身がおこなった研究によって証明しています。(参考書籍:アルバート バンデューラ 『新装版 モデリングの心理学』2020年、金子書房)
つまり、ロールモデルとなる人物がいれば、私たちは何歳になってもその人をマネして学習できるということ!
ロールモデルを見つけてマネするだけで、成長したい気持ちも増して、実際に目標に向けて行動もできるんですね。
ロールモデルの見つけ方
では、ロールモデルはどうしたら見つけられるのでしょうか?
自分が目指すものやほしいスキルによって探し方は変わりますが、一般的に身近な存在であればあるほど行動を観察しやすいと言われています。
たとえば、家族や友人・職場や学校で毎日のように会う人です。
英語学習の場合なら、英語教室の講師などが挙げられるでしょう。
でも、身近に理想となる人がいないんだけど……。
身近にロールモデルがいない場合は、テレビやネットの世界で活躍している有名人を参考にしてみるのもおすすめです!
芸能界には、見た目の華やかさだけでなく、さまざまなスキルを兼ね備えた方がたくさんいますよね。
まずは有名人を例にして、その人が出ている番組やSNS・出版書籍などから情報を入手してみてはいかがでしょうか?
【男女別】英語が話せるかっこいい有名人は?ロールモデル例10選
ここからは、英語を学習中のあなたにおすすめしたい、英語が堪能でかっこいい有名人を男性・女性別に10名紹介します!
ロールモデルを探しているなら、以下の方々から選んでみてはいかがでしょうか?
ネイティブのようにペラペラなバイリンガルや、独学で学習した方などいろいろな経歴がある方をまとめています。
英語が堪能な女性有名人
まずは、女性芸能人でロールモデルとなりそうな人を5名紹介します!
1.フワちゃん
ピン芸人やYouTuberとして有名なフワちゃんは、英語力の高さを多くのメディアから評価されています。
彼女は日本生まれではあるものの、小学生時代に2年ほどアメリカに住んでいた経歴がある帰国子女です。
しかし、いくら帰国子女でも英語力を維持するのは簡単ではないはず。
芸能界に入ったあとも短期留学をしたり、中国語を勉強したりと、仕事が忙しくても学習を続けているところに感銘を受けている方も多いのではないでしょうか。
また、明るく気さくな人柄から海外でも注目されており、コミュニケーション力の高さで英語力もどんどんアップしている印象がありますね。
どんな状況でもポジティブに受け入れて、学びに変えていくフワちゃんを見習ってみるのもいいかも♪
2.杏さん
映画やドラマでの活躍はもちろん、パリコレモデルの経験もある俳優の杏さんです。
杏さんは日本生まれ・日本育ちながら、独学で英語を習得し、度々その実力をメディアで披露しています。
近年は、英語でインタビューをする機会も多く、英語がペラペラな俳優さんのイメージを持つ方も多いかもしれませんね。
ちなみに杏さんの学習法は、「洋楽をマネして歌う」「美術館に行った感想を英語で書く」「洋書を読む」だそうです。
モデリングを取り入れたり、趣味を楽しみながら英文を書いたりして、地道に英語を習得していったんですね。
目標のためにコツコツと努力を重ねて、仕事で話せるレベルまで到達した杏さんの姿勢は本当に尊敬します!
3.宮里藍さん
スポーツ選手も英語が堪能な方が多い印象です。
特に、大人になってから英語を習得したにもかかわらず、ネイティブのような発音だと話題になったのがプロゴルファーの宮里藍さんです。
宮里さんは、アメリカを拠点に活動している間に英語力が格段に上がったと言われています。
それでも自然に英語が身についたわけではなく、海外で生活しながら積極的にほかの選手に話しかけたり、アニメや洋画を教材にして表現を勉強したりしたそうです。
帰国子女でなくても、努力すればネイティブレベルの英語力になれるんだと勇気をもらえますね!
4.宇多田ヒカルさん
国内外で活躍する歌手の宇多田ヒカルさんもバイリンガルとして有名です。
宇多田さんはアメリカ生まれで、海外と日本を行き来する生活をしながら育ち、学生時代も日本のインターナショナルスクールに通っていました。
まさに英語が身につく環境で、自然に英語を身につけていったタイプですね!
宇多田さんの曲をマネて歌いながら、英語を覚えていく学習法もモチベーションが上がりそうです。
5.NiziU リマさん
引用:Instagram
日韓合同のオーディションプロジェクトから誕生したガールズグループ「NiziU」のメンバーである、リマさんの英語力も注目されています。
リマさんは母国語の日本語に加え、英語と韓国語も話せるトリリンガルで、2歳から中学校までインターナショナルスクールに通っていたそうです。
プロデューサーのJ.Y.Parkさんも、リマさんの英語・韓国語スキルを絶賛しています。
国内にいながら日本語より英語を多く使う生活で、徹底的に英語力を磨いていったリマさんには脱帽です!
英語が堪能な男性有名人
続いて、男性有名人のロールモデル例です。
1.山下智久さん
山下智久さんは2020年にジャニーズ事務所を退所し、アーティスト・俳優として海外を拠点に活動しています。
大人になってから独学で英語を習得したことで話題となり、多くの人に衝撃を与えました。
勉強法としては、海外ロケに通訳なしで参加するなど、積極的にネイティブの方と関わってきたそうです。
山下さんの行動力や英語学習への熱意に影響を受けて、実際に英語学習を始めたファンも少なくないとか……。
2.ONE OK ROCK Taka(タカ)さん
日本のみならず海外でもその実力が認められているロックバンド、ONE OK ROCK。
特にボーカルのTakaさんについて、美しい歌声はもちろん、英語力の高さでも憧れを抱くファンが急増しています。
インタビューでは自然な英語を話して、海外の方ともすぐに打ち解けているイメージのTakaさんですが、留学経験などはなく、独学で少しずつ英語を身につけていったそうです。
世界で活躍できるバンドになりたいという強い思いを持って、ミスを恐れず積極的に交流していく姿勢に心を打たれますね!
Takaさんも洋楽を聞いて歌ったり、海外の動画を見てマネをしたりしていたそうです。
Takaさんの学習法をあなたも取り入れてみてはいかがでしょうか?
3.錦織圭さん
世界で活躍するプロテニスプレーヤーの錦織圭さんも、ナチュラルな英語を話しています。
しかし、10代でテニスの養成学校へ通うために渡米した当初は、なかなか英語を話せず苦戦したそうです。
そんな錦織さんを養成学校の仲間たちが親身に支えたことで、次第に英語を話す環境に慣れていき、10年間かけて上達したとさまざまなメディアで報じられています。
スポーツ選手は世界各地の大会で多くの選手と交流したり、試合後にインタビューを受けたりする機会も多いため、地道に経験を積みながらレベルアップしていったのかもしれません。
もともとの英語力がほぼなかった状態から、努力と継続力でここまで話せるようになったのは、本当にすごい!
4.宮沢氷魚さん
俳優やモデルとして活躍している宮沢氷魚さんは、アメリカ出身かつクォーターと幼少期から英語を話す環境で育ってきたバイリンガルです。
現地の人が使う単語や表現にも詳しく、発音はまさにネイティブ!
学歴も高校まではインターナショナルスクール、大学はカリフォルニア大学(のちにICU編入)とまさに国際色豊かな環境で学んできたことがうかがえます。
生い立ちをマネするのは不可能でも、スマートに英語を話す宮沢さんの英語講座で、楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか♪
5.ディーン・フジオカさん
最後に「逆輸入俳優」として話題になったディーン・フジオカさんです。
ディーンさんは、アメリカや香港・台湾・インドネシアなどでの活動を経て、日本での俳優・音楽活動を始めました。
そのため、日本語・英語・中国語・広東語・インドネシア語を話せるマルチリンガルとして有名です。
長い期間海外に住んでいたこともあって、どの言語もネイティブのようにスムーズに話しています。
ディーンさんは、各言語ともに文法やアクセントなどでほぼミスをしないそうです。
しっかりと時間をかけて習得する勤勉な人柄であることがわかりますね。
ロールモデル有名人を見つけたら英語学習法を見習おう!
気になる有名人の方はいましたか?
もし見つかったなら、彼らの学習方法を取り入れたり、英語学習に対する姿勢を見習ったりして、早速取り入れてみましょう。
でも、日常生活ではなかなか英語を話す機会がなくて、有名人のような学習環境を作れない気がするんだけど……。
たしかに日本で暮らしていると、生の英語に触れる機会はあまり多くありません。
それでも、学習方法次第では十分に英会話はマスターできますよ!
おすすめの英語学習法1:使用した教材をマネする
まずは、ロールモデルとなる人が実際に取り入れていた身近な学習方法をマネしてみましょう。
たとえば、以下の方法ならすぐに挑戦できそうです。
- 洋楽を聞いて歌う
- 英語の動画をマネして話す
- 英語で感想や日記を書く
音楽や動画ならいつでも気軽に視聴できますし、自分の好きなジャンルで勉強できるから、やる気もアップしますね!
おすすめの英語学習法2:オンライン英会話で実践力を付ける
会話力や発音力を上達させるには、やはり実践も必要です。
ロールモデル有名人のように海外の方と直接交流する機会がないなら「オンライン英会話」がおすすめ!
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【オンライン英会話の特徴】
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オンライン英会話は教材も使い放題で無料体験がついてくるのが嬉しいポイントです。
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有名人を例にしてもOK!ロールモデルを見つけてモチベーションアップ
ロールモデルを見つける効果や、お手本になる有名人の例を紹介しました。
- ロールモデルを見つけると、成長意欲ややる気が増して目標に近づける
- モデリングは人の成長にかかせないもの
- ロールモデルは有名人を例にするのもアリ!
- 英語学習でロールモデルをマネするなら、教材学習やオンライン英会話を活用する
英語が堪能な有名人の方々は、いずれもお手本にできそうな要素がありましたね!
誰をロールモデルにするかは、自分の目標レベルを明確にすることで見えてきます。
たとえば、旅行で問題なく会話できるレベルなのか、仕事の会議で通用するレベルなのかなど、さまざまです。
自分が目標とするレベルはどの程度なのかを知っているだけで、目標までの距離はぐんと変わりますよ♪
また、ロールモデルとなる人がいれば、挫けそうなときも「あの人に1ミリでも近づきたいからもう少し頑張ろう」とやる気も保てます!
もしもロールモデルを見つけたあとに英語学習でつまずいたときは、独学ではなくオンライン英会話で講師に頼ってみるのもひとつの手です。
以下の記事では、オンライン英会話初心者の方に向けて選び方を解説しています。
ロールモデルを見つけて、楽しく英語力をアップしていきましょう♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
たなえりです