子供の英語はいつから始めるべき?脳科学・教育学的根拠を調査!

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子供の英語はいつから始めるべき?脳科学・教育学的根拠を調査!
読者さま

子どもの英語はいつから始めたらいいのかな?

家に英語教材はあるけど、教室やオンライン英会話にも通わせたほうがいいの?

英語学習を始める年齢って、意見が本当にいろいろあってどれを信じたらいいのかわからないですよね。

そんな悩める読者様に、この記事では脳科学的な意見を調査してみました!

この記事を読むとわかること
  • 子どもの英語学習はいつから始めるべきか「脳科学」「教育学」「世間」の意見別に紹介!
  • 英語学習を始めるべき時期を解説!
  • 脳科学を取り入れた自宅英語学習のおすすめを紹介!
10年で5社のオンライン英会話に入会しました!
  • 仕事と育児の合間にオンライン英会話で英語学習、TOEIC900点に
  • 米国在住(駐在妻)、オンライン英会話を続けながら実践で奮闘中!
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オンライン英会話マニア、2児の母
たなえりです
たなえり

私も英語がうまく使えず悩んだり、失敗をしたりと数え切れないくらい苦労してきました(涙)

でも、今は子どもと一緒に楽しく英語学習できています!

英語学習を始める年齢や学習方法についてのお悩みは、知れば知るほど増えていきます。

そこで、この記事で少しでも読者様の助けになれたら、と思い書かせていただきました。

ぜひ脳科学を取り入れて、お子様の英語教育を有意義なものにしてあげてくださいね♪

目次

子供の英語はいつから始める?脳科学者3人の意見を見てみよう

読者様は、子ども英語と聞くと「早期英語教育」がまず思い当たりませんか?

早期英語教育とは?
中学校入学前におこなう英語教育を指す

教育学の世界では、中学校に入る前までが「早期」とみなされています。

しかし、テレビやインターネットでは「5歳頃までに始めるもの」と示している情報も数多く見受けられますよね。

そこでまずは、著名な脳科学者3名の意見から「いつからが早期英語教育なのか」「そもそも必要なのか」を探ってみました。

脳科学専門家の意見

  • 茂木健一郎さん:できるだけ早いほうがよい
  • 瀧靖之さん:子どもの頃に始めたほうがよいが、早期英語教育には疑問もあり
  • 澤口俊之さん:早期英語教育が原因で、言葉の発達が遅れるケースもある
たなえり

専門家の中でも意見が割れているのがわかりますね。

一人ずつ詳しく見てみましょう。

脳科学者の茂木健一郎さん

茂木さんは、著書の中で「早期英語教育の必要性」を強く訴えています。

これからの時代は乳幼児から英語教育をやっておいて損はない!

(中略)

小学校に入学したお子さんが困らないためにも、できるだけ早い段階から英語教育はじめておいて損はありません。当然のことながら、小学校の授業でいきなり未知の言葉に触れる子どもと、幼い頃から英語に親しみを持っている子どもでは、その後の英語力がまったく変わってくるからです。

出典:茂木健一郎『5歳までにやっておきたい 英語が得意な脳の育て方』日本実業出版社、2018年「はじめに」より

また、脳科学の研究では、3歳頃までには脳の基礎が80%完成するとわかっているとも述べていました。

そして茂木さんは、その頃までに「ドーパミン・サイクルを育てること」が重要であると提言しています。

たなえり

ドーパミンは、快感や幸福感を感じ取る神経伝達物質です。

やる気のもと」とも言われていますね。

このドーパミンを使って子どもの可能性を引き出すことを「ドーパミン・サイクル」と呼ぶのです。

  1. 子どもに学習による刺激を与える
  2. ドーパミンが分泌される
  3. 子どもが「楽しい」「またやってみたい」と感じる
  4. 1に戻る

サイクルが完成されると「さまざまなことに興味を持ち集中して取り組める」子どもに育つとのこと。

そのため、茂木さんは5歳頃までに英語の土台づくりをしておくことが大切と述べています。

脳医学者の瀧靖之さん

次に、脳医学者の瀧さん。

この方は「英語学習は早いほうがいいが、早期教育の必要性には疑問」と中立的な意見を述べています。

シナプス(神経の接合部分)に新たな道が作られて、再度最適化されていく。このトライ&エラーの期間がサイレントピリオドで、シナプスが最適化されると英語が理解できるようになる、と。可塑性は子どものときのほうが大きくて、加齢とともに下がっていきます。だから英語学習は早く始めたほうがいいんでしょうけど、英語の早期教育が必要かについては、議論が分かれていますね。

引用:AERAdot.

そして、その理由についてはこんな意見を出していますね。

バイリンガルとして二つの言語を身につけるのはいいことですが、それと同時に心情などの細やかな部分をひとつの言語で深掘りできる力も大切と言われていますね。

引用:AERAdot.
たなえり

また、幼児教育については「学力よりも知的好奇心を伸ばす環境を作ることが大切」と動画でお話しされていました。

引用:YouTube

以上のことから、瀧さんは「子どもの英語教育には賛成だが、早期に始めるべきかはわからない」と疑問を抱いていることがわかりました。

脳科学者の澤口俊之さん

そして、3人目は認知脳科学の専門家である澤口さん。

澤口さんも著書内で、早期英語教育の是非について「早期英語教育のせいで言葉が遅れることもある」と伝えています。
(参考書籍:澤口俊之『発達障害の改善と予防』小学館、2016年)

そもそも「言語」や、言葉を理解するための脳機能である「言語野」は3歳ころまでに急速に発達するのだそう。

言語野のイメージ
引用:医療法人稲村脳神経外科クリニック

そこで、日本語と英語の発音をどちらも中途半端に聞くと、脳が混乱してしまう可能性がある、と澤口さんは危惧しているのです。

それでも「すべての早期英語教育が子どもの脳に悪い影響を及ぼすわけではない」とお話ししていました

たなえり

脳科学者の中でも、意見がいろいろと出ているのですね。

また、彼らも「早期=幼児期」と捉えている印象がありました。

早期英語教育は幼児期に始めるかどうかが、議論のポイントのようです。

子供の英語学習に「いつから」「脳科学」は関係がない?!教育専門家3名の意見

脳科学の世界では「子どもの頃から英語に触れるのはよいが、本格的な教育を早期に始めることにはデメリットもある」という印象でした。

では、教育の世界ではどう思われているのでしょうか?

教育専門家3名の意見を取り上げてみます。

教育学専門家の意見

  • 林修さん:幼児に英語教育は不要
  • 尾木直樹さん:幼児期からの英語教育は否定
  • 佐藤亮子さん:早期英語教育はやらせなくていい
たなえり

教育学の専門家は、3名とも否定的ですね。

一人ずつの意見を詳しく見てましょう。

予備校講師の林修さん

メディアで見かけることも多い林先生は、テレビ番組で「幼児英語教育は不要」ときっぱり述べていました。

その理由について、2つ挙げています。

  • 英語ができない親ほど早期教育を支持する
  • 幼児期は英語よりも思考力を伸ばすべき

1つめの英語ができる・できない親の補足として、林先生は「英語ができる親東大出身の親」としていました。

「東大出身の親で、子どもに早期英語教育をさせている人に出会ったことがない」と経験を元に、1つめの理由を挙げています。

また、英語が苦手な親ほど子どもへの教育熱が高まる傾向があり、幼児英語教育に賛成しているとのこと。

読者さま

たしかに、私も英語が苦手だったから「子どもには頑張ってほしい」と無意識に思っている部分があるかも……。

2つめの「思考力」については、幼児期に英語教材やアプリを与えても、それを活用できなければ難しいと意見しています。

そもそも文法や単語を覚えただけでは、「伝えたいこと」を上手に伝えられないそう。

そこで「深く考えて話す」論理的思考を高める必要があると述べていました。

たなえり

「なるほど〜」と納得できる方・できない方にわかれそうですね。

この意見は、実際に放送当時「賛否両論」でした。

教育評論家の尾木直樹さん

次に「尾木ママ」の愛称で、多方面に活躍されている尾木直樹さん。

小木さんもテレビ番組で、国語力・日本語力を重視する視点から「幼児期からの英語教育は否定」と話されています。

前提として国語力を身につけないと、人の感情をくみとれず、気持ちを理解するのが難しい子になるとのこと。

また、尾木さんはご自身のブログでも、英語を学ぶことより「学んでどうするのか」に着目すべきと伝えています。

尾木ママは

是非よりも

・何のための英語教育なのか

・英語をどう生かすのか!?

この2つが大切

引用:尾木ママオフィシャルブログ『英語の早期教育の是非を考えると…』
たなえり

「国語力」は「人間力」ともお話しされていました。

早期英語教育よりも、まずは子どもの人間力を高めることから、ということですね。

「4人の子供を東大に入れた母」の佐藤亮子さん

最後に「佐藤ママ」で知られる佐藤亮子さん。

お子さん全員を東大医学部に合格させ、高校の英語科教師もされていた教育のプロです。

佐藤さんも著書内で「早期英語教育はやらせなくていい」と断言しています。

特殊な環境にいない限り、日本で普通に暮らして英語を学ぶ場合、まず日本語の基礎を作り、日本語で深い思索をできるように育てるのが、使える英語を身に付けることにつながるのではないかと思います。

引用:東洋経済ONLINE『佐藤ママが「幼児教育に英語は不要」とする理由』

林修さん、尾木直樹さんと同じく、まずは日本語で思考力を育てることを優先すべきと訴えていました。

たなえり

「脳科学」「教育学」どちらの観点も納得できる点がありましたね。

読者様はどの考えに共感しましたか?

ご家庭の考えや方針に合わせて、強く共感できる部分があるなら、専門家の意見を取り入れてみてもよいかもしれません。

子供の英語はいつから始めるべき?世間の意見はどうなの?

脳科学・教育学の観点では、どちらとも言えない雰囲気でした。

では、世間の人々はどう思っているのでしょう?

2019年に企業がおこなった調査では、「0〜9歳の子どもに習わせてみたいと思うおけいこ」で英語は6年間上位に入っています。
※調査対象は、0~9歳までの子どもを持つ25~44歳の母親2,080人(第6回の場合)

引用:アクサダイレクト生命保険株式会社「子どものおけいこ事に関する調査第6回」を加工したもの

一方で、2020年に開始された小学校の英語必修化については、「歓迎している」が43.8%とそこまで多くない数値でした。

引用:アクサダイレクト生命保険株式会社「子どものおけいこ事に関する調査第6回」

また、「子どもが授業についていけるか不安」が2番目に多い意見です。

つまり「小学校に入るまでにおけいこで英語を学ばせないと、小学校の授業でつまずいてしまうのでは?」と焦っている人が多いことを示しています。

たなえり

そんな親御さんの不安をくみ取って、幼児英語を提案する企業や団体も多いですよね。

たとえば……
・インターナショナルスクール
・英会話教室やオンラインスクール
・幼稚園や保育園での英語クラス
 など

そのため、早期英語教育に対して「賛成」と捉える流れが世間では広まっているんです。

幼児の英語教育を導入している英会話教室や教材の開始年齢は?

では、実際のところ、英会話教室や教材は、いつから学習やレッスンが可能なのでしょうか?

よく見聞きする企業で調査してみましたので、チェックしてみてください。

英会話教室

  • AEONキッズ:満1歳〜
  • ECCジュニア:満1歳半〜
  • ヤマハ英語教室:生後6カ月〜
  • セイハ英語学院:0歳〜
  • ペッピーキッズ:1歳〜

オンライン英語

英会話教材(通信教育)

  • 子どもチャレンジイングリッシュ:1歳〜
  • 七田式英会話教材7+English:0歳〜
  • ディズニー英語システム:胎教〜
  • ポピー:5歳ころ〜
  • ワールドワイドキッズENGLISH:0歳〜
たなえり

3歳以下で始められるところが多いですね!

また、街中では、あちこちで英会話教室やオンラインスクールの広告を見かけますよね。

そのため、意識せずとも「英語教育は幼児期から始めよう」という情報が頭に入ってきてしまう環境なのかもしれません。

英語教育は誰の声を優先して取り入れるべき?親子で英語を学ぶ人の意見はコレ!

読者さま

一体何が正解なのかわからなくなってきた……。

結局のところ、幼児期の英語教育はすべき?

さまざまな意見があって難しいですよね?

そこで、自分なりに考えて、親子で英語を学ぶスタイルを継続している私のいち意見をお伝えします。

私は、専門家が考える「早期英語教育」とは、バイリンガルに育てるための本格的な英語教育だと感じました。

しかし、英語漬けの毎日を送るのは、日本語だけで成り立つ国内の生活では、正直なところ実現が難しい環境です。

そのため、親が子どもに本当に望むのは、こちらではないでしょうか?

バイリンガルにならなくてもいい。
でも、英語が好きで、英語が使える日本人になってほしい

たなえり

私もこれまで多くのサービスや教材を利用して英語を学習し、何度も挫折しそうになりました。

それでも、英語を好きな気持ちはずっと変わっていません!

もちろん、幼児期に英語を始めたからと言って、かんたんにはバイリンガルになれないことも理解しています。

それでも、英語を好きになる気持ちを幼児期のうちから育てることは、子どもにも自分にもプラスになる、と私は考えているんです!

「英語で気持ちを伝えたい」と思って学習を続けていく。

そうすると、いずれはコミュニケーションの手段として英語を使える日本人になれると信じています。

そこで、私は思考力も養える英語学習を子どもに実践中です!

たなえり

ちなみに米国在住の私の周りでは、大人も子どももバイリンガル・トリリンガルはごく当たり前です!うらやましい……。
なので、親子で納得した方法で楽しく語学学習をすることに、何も心配はいらないと思いますよ♪

子供の英語学習には脳科学を取りいれてみよう!自宅でできる学習方法はコレ!

「いつから英語を始めるべき?」の回答は、はっきりとは出ていません。

しかし、脳科学・教育学ともに「思考力」や「知的好奇心」を伸ばす学習が大切だ、という意見が出ていました。

そこで、「思考力も養える」英語学習方法を最後に紹介します!

オンライン英会話を使って楽しくコミュニケーション力を高める

私のおすすめは、オンライン英会話です。

子どもが自分の気持ちを活発に伝えたくなる3歳頃に導入して、「もっと知りたい」や「もっとうまく伝えたい」気持ちを伸ばします。

そもそも英語をバランスよく学ぶには、4つの技能を鍛えなくてはなりません。

  • 見る
  • 読む
  • 聞く
  • 話す

すべてを取り入れようと思うと、「話す」のは教室で、「見る」のは動画や絵本で…‥と分けなくてはならず、なかなか難しいですよね?

それに、できれば自宅でまるっと完結させたい。

そこで、「オンライン英会話」なんです!

オンライン英会話のメリット

  • 子ども向けの教材が充実している
  • 外国の先生と話せる
  • 海外の文化も知れて子どもの好奇心をアップできる
  • 親子で一緒に学べる
  • 総合的な学習ができるのに良心的な価格設定のサービスが多い
  • 24時間365日いつでも学習できる
たなえり

子ども視点・親視点の双方で、メリットが多い方法だとわかります。

始めようと思えば、だれでもいつでも始められるのがオンライン英会話の最大の魅力です。

必要なものはスマホやパソコンだけですので、今日からでも始められますよ♪

もちろん、子どもが飽きてしまう心配もきちんとカバーしています。

教材の種類が豊富で、ゲーム感覚で遊びながら学べるものも多いのが嬉しい!

どのサービスも、定期的に教材の見直しやアップデートをおこなっています。

また、自宅にいながら海外とつながって英語を学べるのは、外国文化に触れる貴重な体験ですし、楽しい思い出にもなるでしょう。

そのため、思考力を養いながら英語を学べる一番の方法は「オンライン英会話」だと私は思っています。

おすすめの子供向けオンライン英会話はどこ?

では、キッズコースのあるオンライン英会話にはどんなものがあるか、サラッと紹介しますね!

たなえり

ぜひお子様に合うサービスを吟味してみてください♪

オンライン英語(対象年齢)

イチ押し!ネイティブキャンプ

もし、子供だけでなく親もオンライン英会話をやるのなら、1,980円でレッスンし放題のファミリー会員になれるネイティブキャンプ一択です!

講師がCGの熊「テディ先生」がいるので、緊張しやすい子どもでも安心して話せます。

たなえり

子どもがやる気になったときに、予約なしですぐレッスンできるのが気に入っています。

先生がやさしくてフレンドリー

もし大人はやらずに子どもだけ……とお考えなら、hanaso kidsはいかがでしょう。

週1回3,080円からのコースがあるので、通学の英語教室と比べても断然お得です♪

もちろん、どちらのオンライン英会話にも無料体験があります!

子どもの様子はやってみないとわかりませんから、ぜひ無料体験を受けてから決めることをおすすめします♪

たなえり

我が家の場合「お母さんもこれから英会話だよ!一緒にがんばろう!」というのが一番子どもの背中を押すのに効果があると感じています。
子どもが英会話を始めるなら、ぜひ大人も一緒に始めましょう!

おすすめオンライン英会話の比較表はこちら

子供の英語はいつから始めても大丈夫!英語が好きな気持ちを大切に

子どもの英語学習はいつから始めるべきかについて、さまざまな人の意見をもとに紹介しました。

【早期英語学習】に関するまとめ
  • 脳科学:英語を早く始めたほうが良いが、知的好奇心を伸ばすことも大切
  • 教育学:幼児期からの英語教育には否定的で、まずは思考力を育てるべき
  • 世間:小学校の授業が不安だから幼児のうちに早く始めておきたい
  • 子どもの興味や考えを伸ばしながら、少しずつ英語に触れさせるのがおすすめ!
  • オンライン英会話なら、効率よく子どもの英語力と思考力をアップできる!

早期英語教育を始めるなら、好奇心と思考力を伸ばせる方法で学ぶのが良さそうですね!

たなえり

また、子どもの「好き」を伸ばす工夫も必要です!

英語を好きになってほしい気持ちを大切にしながら、今すぐ始められるオンライン英会話で幼児英語教育を始めてみてはいかがでしょうか?

親子でレッスンを受けるのも楽しいですよ♪

どこで始めようか迷うなら、まずは人気サービスの無料体験をいくつか試してみるのがおすすめ!

ぜひお気に入りのサービスとレッスンに出会って、楽しく英語教育を進めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

子供の英語はいつから始めるべき?脳科学・教育学的根拠を調査!

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